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ロシア中銀、金利16%に据え置き インフレ率は年内4%超を予想

ロイター / 2024年4月27日 3時2分

ロシア中央銀行は26日の金融政策決定会合で、政策金利を16%に据え置くことを決定した。2018年12月撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア中央銀行は26日の金融政策決定会合で、政策金利を16%に据え置くことを決定した。併せてインフレは従来予想より緩やかに鈍化するとの見通しを示し、インフレ率が年内に目標の4%に戻らない可能性を初めて認めた。

金利の据え置きを決めたのは3会合連続で、ロイターがまとめた市場予想通りだった。

ロシア中銀は2024年のインフレ率見通しを4.3─4.8%と、従来予想の4.0─4.5%から引き上げた。

中銀は声明で「供給の拡大能力を上回る内需の高まりが続いているため、インフレ率はロシア中銀の2月予想よりいくらか緩やかに目標に戻るだろう」との見方を示した。

22年に11.9%だったインフレ率は、23年は7.4%に縮小していた。エコノミストは24年のインフレ率は5%を超えると予想している。

中銀はマクロ経済予測を更新し、ロシアの国内総生産(GDP)成長率予測を2.5─3.5%と、従来の1─2%から引き上げた。24年の主要金利の平均レンジは15─16%と、従来の13.5─15.5%から引き上げた。

中銀は次回会合を6月7日に開く予定。

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