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WHO財団を新設、新型コロナ対策向けの資金源確保で

ロイター / 2020年5月28日 6時38分

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を抑制する世界的な取り組みを主導する中で、資金不足回避に向け新たな資金源を確保するために、財団を新設すると発表した。ジュネーブで1月撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ/チューリヒ 27日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を抑制する世界的な取り組みを主導する中で、資金不足回避に向け新たな資金源を確保するために、財団を新設すると発表した。

オンライン会見で、WHO財団の新設は数年間にわたって検討を重ねたもので、「最近の資金調達に関する問題」とは関係がないとした。

トランプ米大統領は18日、米国はWHOへの資金拠出停止を恒久化し、加盟を見直す可能性があると警告していた。

テドロス事務局長は、WHOはパンデミックについてここ数年間で「何度も」警告し、加盟国はパンデミックへの対応が十分ではないことを認識していたが、具体的な資金調達手段を得るまでには至っていなかったと指摘。「これらの計画に資金を提供し、加盟国の対策準備を整える。現在のパンデミックを終わらせるだけではなく、次に起こり得るパンデミックにも備えなければならない」と述べた。

また資金源が過度に不安定な状態になっていると語った。

WHO財団は助成金を提供する独立事業体として設立され、「非伝統的な資金源」から新たな資金を調達し、世界的な公衆衛生上の課題に対するWHOの取り組みを支援する。

設立者のトーマス・ツェルトナー元スイス連邦健康局長はロイターに対し、富裕層や企業、一般市民からの寄付を望むと述べた。

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