南シナ海軍事化巡る米制裁は不当＝中国外務省

　８月２７日、中国外務省の趙立堅報道官（写真）は、米国が南シナ海での軍事拠点建設を巡って中国企業に制裁措置を発動したのは不当だと非難した。写真は北京で４月撮影（２０２０年　ロイター／Carlos Garcia Rawlins）

［北京　２７日　ロイター］ - 中国外務省の趙立堅報道官は２７日、米国が南シナ海での軍事拠点建設を巡って中国企業に制裁措置を発動したのは不当だと非難した。

同報道官は記者会見で軍事拠点の建設は中国の領土内で行われたと主張した。

米政府は２６日、中国による南シナ海における軍事演習実施と人工島の建設に関与したとして、２４社の中国企業に輸出禁止措置を取ると同時に、複数の個人に対する制裁措置を発動した。