米CB消費者信頼感、10月は100.9に低下 16年10月以来の低水準
ロイター / 2020年10月28日 2時35分
[ワシントン 27日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が27日発表した10月の米消費者信頼感指数は100.9と、前月の101.3から低下した。予想の102.0も下回り、2016年10月以来の低水準となった。財政刺激策の影響が薄れる中、経済活動は第4・四半期に減速するとの見方が裏付けられた。
現況指数は104.6と、前月の98.9から上昇。期待指数は98.4と、102.9から低下した。
1年先のインフレ期待は5.6%と、5.7%から低下した。
CBは「新型コロナウイルス感染者が増加している上、失業率は依然高水準で推移しており、年末に向けて経済の勢いが増すとみる消費者は乏しい」とした。
MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「新型コロナの感染第2波に見舞われ、米選挙日接近とともに不確実性が高まり、株価回復という良いニュースが失われる中、消費者の今後に対する懸念は明らかに高まっている」と述べた。
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