午前の日経平均は小反落、利益確定売りで 週末控え調整も
ロイター / 2020年11月27日 12時6分
11月27日 午前の東京株式市場で日経平均は小反落。前営業日比30円34銭安の2万6506円97銭で午前の取引を終えた。写真は東京証券取引所。10月1日撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)
[東京 27日 ロイター] - 27日午前の東京株式市場で日経平均は小反落。前営業日比30円34銭安の2万6506円97銭で午前の取引を終えた。前日の米国株式市場が祝日で休場となるなど、手掛かり材料が乏しい中、朝方は小幅安でスタート。その後、プラス圏で推移し上げ幅を拡大する場面もあったが、利益確定売りに押され再びマイナスに転化した。
26日の米国株式市場は感謝祭の祝日で休場。日経平均は今週に入り1000円を超える上昇となり、利益確定売りが出やすい局面にある。
市場からは「週末を控えていることから、ポジション調整で上値が重くなる可能性が高い」(野村証券のエクイティ・マーケット・ストラテジスト、澤田麻希氏」との声が聞かれた。また、来週は月初の週にあたり「主要な経済統計が各国で発表されることと、米国の年末商戦の行方を見極めたいとの思惑から、今日は1日を通して動きづらい展開になるのではないか」(同)という。
国内の新型コロナウイルスの感染状況も重しとなっている。「東京都や大阪府に続き、愛知県の一部地域でも飲食店の時短営業が要請されており、経済活動の停滞が懸念される」(国内証券)との見方も出ていた。
TOPIXは0.25%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2467億円だった。東証33業種では、精密機器、医薬品、不動産業、非鉄金属など19業種が値上がり。半面、銀行業、石油・石炭製品、空運業など14業種が値下がりした。
個別では、ジーンズメイトが13%高と大幅続伸。その他、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス、セラクも高い。
東証1部の騰落数は、値上がりが1326銘柄に対し、値下がりが734銘柄、変わらずが112銘柄だった。
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