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ECB、超低金利で政府の支出支援続けるべき=パネッタ専務理事

ロイター / 2020年11月27日 17時5分

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は、各国政府が歳出プログラムによってリセッション(景気後退)から抜け出せるように、ECBは金利を極めて低い水準に維持する必要があるとの見解を明らかにした。写真は独フランクフルトの本部、7月撮影(2020年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は、各国政府が歳出プログラムによってリセッション(景気後退)から抜け出せるように、ECBは金利を極めて低い水準に維持する必要があるとの見解を明らかにした。

ポルトガル紙エクスプレッソが27日、インタビュー記事を掲載した。

新型コロナウイルスによる景気後退で生産能力が空洞化する恐れがあるとしている。

パネッタ氏は「有利な金融条件は効果的な財政政策を行うための最適な環境をもたらす」とし、これにより民間部門も好ましい金融条件を利用できるようになると述べた。

「銀行と債券市場を通じた実体経済の資金調達と資産買い入れプログラムを組み合わせることでわれわれはもっと多くのことができる」と指摘。ECBの行動へのコミットメントに疑いの余地はないとした。

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