東京都と強い危機感共有、570人感染確認で＝加藤官房長官

　１１月２７日、加藤官房長官は、東京都で同日に新型コロナウイルス感染者の確認が過去最多の５７０人に上ったことについて、東京都と強い危機感を共有しているとの見解を示した。写真は１８日、都内で撮影（２０２０年　ロイター／Issei Kato）

［東京　２７日　ロイター］ - 加藤勝信官房長官は２７日午後の会見で、東京都で同日に新型コロナウイルス感染者の確認が過去最多の５７０人に上ったことについて、東京都と強い危機感を共有しているとの見解を示した。

加藤官房長官は「最大限の警戒が必要である」と指摘。東京都が酒類提供の飲食店に対し、営業時間の短縮を要請していることを説明。大阪府や北海道など同じ対応をしている自治体に対して、地方創生臨時交付金における「協力要請推進枠」の新設によって、財政的な支援もしていく方針を繰り返した。

その上で今後３週間における感染防止対策が重要であるとした。