10種類のコロナワクチン、来夏にも利用可能=製薬団体連合会
ロイター / 2020年11月28日 1時11分
11月27日、世界の製薬業界団体でつくる国際製薬工業団体連合会(IFPMA)のトーマス・クエニ事務局長は、規制当局の承認次第で来年半ばまでに10種類の新型コロナウイルスワクチンが利用できるようになるという見通しを示した。写真は5月25日撮影(2020年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[ジュネーブ 27日 ロイター] - 世界の製薬業界団体でつくる国際製薬工業団体連合会(IFPMA)のトーマス・クエニ事務局長は27日、規制当局の承認次第で来年半ばまでに10種類の新型コロナウイルスワクチンが利用できるようになるという見通しを示した。
米ファイザーと独ビオンテックによるワクチンのほか、米モデルナ、英アストラゼネカのワクチンが臨床試験(治験)で有望な結果を示しているが、クエニ氏は安全性が軽視される問題はないとの見方を示した。
これまで3社全ての開発が成功しているとし、他にも米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、米ノバックス、仏サノフィ、英グラクソ・スミスクライン(GSK)、独メルクも同様の結果が期待できると述べた。
一方、強制的なライセンス供与を可能にするためワクチンの特許保護を解除し、複雑な品質保証が必要なワクチンを専門スタッフや品質管理なく製造しようとするのは誤りだと強調した。
クエニ氏は「来年夏までに価値が証明されたワクチンがおそらく10種類そろうと期待する。しかし、全てのワクチンは規制当局による厳密な科学的審査を経て供給される必要がある」と述べた。
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