グレタさん世代、気候変動に強い危機感=国連調査
ロイター / 2021年1月27日 17時16分
1月27日 英オックスフォード大学と国連が共同で実施した世論調査によると、環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(写真)と同世代の若者の間では、親世代や祖父母世代よりも、気候変動への危機意識が高いことがわかった。写真は2020年9月、スウェーデンのストックホルムで撮影(2021年 TT News Agency)
[ジュネーブ 27日 ロイター] - 英オックスフォード大学と国連が共同で実施した世論調査によると、環境活動家のグレタ・トゥンベリさんと同世代の若者の間では、親世代や祖父母世代よりも、気候変動への危機意識が高いことがわかった。
調査は「アングリーバード」などモバイルゲーム上にポップアップ画面を表示して回答を依頼する形式で実施。投票権のない未成年も含め、50カ国の120万人以上から回答を得た。気候変動問題に関する世論調査としては過去最大規模という。
これによると、18歳未満の70%近くは気候変動を世界的な緊急事態と認識。60歳を超える回答者では58%、全体の平均は64%だった。
国連開発計画(UNDP)のキャシー・フリン氏は「野心的な気候変動対策を支持する大きなうねりが起きている」とし、各国の指導者に対応を呼び掛けた。
国別で最も危機意識が高かったのは、英国とイタリアで、全体の81%が気候変動は緊急事態だと回答した。どの国でも、特に大卒者の間で環境対策を支持する声が多かった。
最も支持を集めた環境対策は、森林・農地の保全で、54%が支持。最も支持が少なかったのは、植物由来食品の活用だった。
この記事に関連するニュース
-
あらゆる困難を乗り越えて得た成果:教育を後回しにはできない、危機に瀕する世界中の1,100万人の子供たちに支援を届ける
共同通信PRワイヤー / 2024年9月20日 9時43分
-
ASEANの気候変動に対する意識調査、ISEASが最新結果を発表(ASEAN、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月18日 9時55分
-
日本の食料自給率への不安感は8割越え 昨年より「四季がなくなる」「農作物の品質低下・不作」の懸念が強まる
PR TIMES / 2024年9月12日 18時15分
-
第33回「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」調査結果
PR TIMES / 2024年9月8日 0時40分
-
第 5 回 生活者の環境危機意識調査 危機的だと思う問題1位は、5年連続で「気候変動」
PR TIMES / 2024年9月4日 14時45分
ランキング
-
1中国の危険情報「レベル0」維持 外務省「見直しは検討していない」子供連れには注意喚起
産経ニュース / 2024年9月20日 17時46分
-
2ベルリンの慰安婦を象徴する少女像、地元区長が撤去求める考え…韓国系市民団体と協議へ
読売新聞 / 2024年9月20日 19時28分
-
3深圳日本人学校の男児殺害に日本はもっと怒るべきだ
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月20日 15時58分
-
4ヒズボラとイスラエルの全面戦争、「不可避ではない」 マクロン氏
AFPBB News / 2024年9月20日 11時57分
-
5中国、日本の水産物「輸入を徐々に再開する」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月20日 16時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください