2月の独GfK消費者信頼感指数はマイナス15.6、8カ月ぶり低水準
ロイター / 2021年1月27日 17時17分
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが発表した2月の独消費者信頼感指数はマイナス15.6と4カ月連続で悪化し、昨年6月以来の低水準となった。新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)により消費が手控えられた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想のマイナス7.9を下回った。前月はマイナス7.5(改定値)だった。
ドイツでは12月中旬から厳格な封鎖を実施し大半の商店や学校は閉鎖されている。飲食店や娯楽施設は11月上旬から営業を休止している。
GfKの研究員ロルフ・ビュルクル氏は小売り部門の大半が閉鎖され、昨年春の最初のロックダウンと同様に購買意欲が大きな打撃を受けていると分析した。
消費者心理は3月も低調な可能性が高く、感染者数がさらに減少し封鎖が緩和されるまで持続的な回復は期待できないと指摘。「つまり多くの人が期待していた今年の回復は先送りされる」と付け加えた。
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