アップル元幹部とオープンＡＩのＣＥＯ、ＡＩ機器巡り協議＝報道

米アップルの元最高デザイン責任者ジョニー・アイブ氏と米オープンＡＩのサム・アルトマン最高経営責任者（ＣＥＯ）が、新たな人工知能（ＡＩ）ハードウエア機器の構築について協議していると、ＩＴ（情報技術）ニュースサイト「ジ・インフォメーション」が２６日に複数の関係筋の話として報じた。資料写真（２０２３年　ロイター／Dado Ruvic）

[２６日 ロイター] - 米アップルの元最高デザイン責任者ジョニー・アイブ氏と米オープンＡＩのサム・アルトマン最高経営責任者（ＣＥＯ）が、新たな人工知能（ＡＩ）ハードウエア機器の構築について協議していると、ＩＴ（情報技術）ニュースサイト「ジ・インフォメーション」が２６日に複数の関係筋の話として報じた。

機器の内容などは不明だが、ＡＩ時代の新しいハードウエアがどのようなものになるかを話し合っているという。

また、ソフトバンクグループの孫正義ＣＥＯも議論の一部に関わっているが、今後も関与を続けるかは明らかではないという。

オープンＡＩとソフトバンクＧは現時点でロイターのコメント要請に応じていない。アイブ氏と同氏が元同僚と立ち上げたデザイン会社ラブフロムからのコメントも得られていない。

アイブ氏は２０年以上にわたってアップルに在籍し、１９９０年代の破綻寸前からの再生に寄与したキャンディーカラーのデスクトップパソコン「ｉＭａｃ（アイマック）」のデザインを主導したほか、「ｉＰｈｏｎｅ」のデザインにも携わった。