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米国株式市場=S&P横ばい、長期金利上昇や政府閉鎖リスクに警戒感

ロイター / 2023年9月28日 6時33分

米国株式市場はS&P総合500種が横ばいで取引を終えた。2022年3月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[27日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種がほぼ横ばいで取引を終えた。米国債利回りの上昇が相場の重しとなった一方、株価水準が切り下がったため安値拾いの機会を伺う動きも出た。

米議会の対立により新会計年度が始まる10月1日に一部の政府機関が閉鎖されるリスクも意識された。

米10年債利回りが連邦準備理事会(FRB)のタカ派的な政策金利見通しを背景に16年ぶりの高水準に上昇していることが引き続き懸念されているが、S&P500種が年初来の上げ幅を大きく縮小しているため、底が近いとの見方が一部で出始めている。

チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・トゥズ氏は市場参加者が「どこかの時点で第4・四半期に向けた買いを開始する」と予想し、第3・四半期の売りが一巡した可能性があると指摘。第4・四半期の好調を見込んで一定の水準で買い直す動きが出るとした。

S&Pは方向感のない展開となり、引けにかけてわずかに上昇。 ダウ工業株30種は続落となり、ナスダック総合は小反発した。

S&Pの主要11セクターでは金利動向に敏感な公益事業が1.9%下落と下げが最もきつく、エネルギーは原油高を受けて2.5%上昇した。

議会では共和党のマッカーシー下院議長が上院で進められている政府資金を一時的に手当てする法案を拒否すると表明、政府閉鎖リスクが一段と高まった。

個別銘柄では会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが1.9%上昇。26日発表した第4・四半期(9月3日まで)決算で売上高と利益が市場予想を上回った。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数と値上がり銘柄数がほぼ均衡。

米取引所の合算出来高は約109億株。直近20営業日の平均は102億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33550.27 -68.61 -0.20 33682.81 33731.65 33306.30

前営業日終値 33618.88

ナスダック総合 13092.85 +29.24 +0.22 13115.36 13156.37 12963.16

前営業日終値 13063.61

S&P総合500種 4274.51 +0.98 +0.02 4282.63 4292.07 4238.63

前営業日終値 4273.53

ダウ輸送株20種 14827.74 +8.51 +0.06

ダウ公共株15種 832.13 -12.71 -1.50

フィラデルフィア半導体 3361.41 +31.79 +0.95

VIX指数 18.22 -0.72 -3.80

S&P一般消費財 1245.24 -4.74 -0.38

S&P素材 490.52 +0.08 +0.02

S&P工業 859.00 +6.50 +0.76

S&P主要消費財 727.42 -5.64 -0.77

S&P金融 553.24 -1.12 -0.20

S&P不動産 211.27 -1.76 -0.82

S&Pエネルギー 708.08 +17.32 +2.51

S&Pヘルスケア 1505.61 -7.49 -0.49

S&P通信サービス 221.27 +1.18 +0.54

S&P情報技術 2874.46 +4.82 +0.17

S&P公益事業 305.25 -6.01 -1.93

NYSE出来高 9.77億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 32140 - 10 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 32100 - 50 大阪比

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