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英中銀、バーゼル3最終化の適用開始を半年先送り

ロイター / 2023年9月28日 8時1分

 イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の健全性規制機構(PRA)は9月27日、国際的な銀行の自己資本比率規制(バーゼル3)最終化の適用開始時期を半年先送りし、2025年7月にすると発表した。25日、ロンドンで撮影(2023年 ロイター/Hollie Adams)

[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の健全性規制機構(PRA)は27日、国際的な銀行の自己資本比率規制(バーゼル3)最終化の適用開始時期を半年先送りし、2025年7月にすると発表した。

これまでBOEは欧州連合(EU)と歩調を合わせ、25年1月から適用を始める方針を示していたが、米国に倣って同年7月に変更した。

BOEは、金融機関により多くの準備時間を与えると説明。一方でバーゼル3最終化完全実施期限までの経過措置の期間は4年半に短縮するとしている。

バーゼル3最終化の適用に関する各提案は既に市中協議に付されており、これまでは来年中に実施細則が固まると想定されてきた。

ただ銀行業界は、通常新ルールの最終版が公表されてから実施されるまでの準備に最低1年はかかることを踏まえ、来年春の復活祭ごろまでには細則を明らかにしてほしいと要望している。

こうした中でBOEも、市場リスクや信用評価調整リスクなど一部項目については年内に最終版に近い方針を明らかにすると表明した。

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