ＮＺ消費者信頼感、10月は改善 悲観的見方なお優勢

オーストラリア・ニュージーランド銀行（ＡＮＺ）と豪調査会社ロイ・モーガンが２７日発表した１０月のニュージーランド（ＮＺ）消費者信頼感指数は８８．１で、前月の８６．４から上昇した。写真は、クライストチャーチのスーパー駐車場の様子。２０２０年３月２３日に撮影。（２０２３年　ロイター／Martin Hunter）

[シドニー ２７日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行（ＡＮＺ）と豪調査会社ロイ・モーガンが２７日発表した１０月のニュージーランド（ＮＺ）消費者信頼感指数は８８．１で、前月の８６．４から上昇した。

ただ、楽観と悲観の分岐点となる１００を引き続き下回っている。

高額品購入には不適切な時期だとの回答は差し引き３８％で前月から６ポイント悪化した。

ＡＮＺのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「数字は極めて低水準にとどまっており、１人当たりの小売り支出の低迷と一致している。住宅ローンを支払っている人々は支払っていない人に比べて支出に慎重だ」と述べた。