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訂正:午前の日経平均は反発、自律反発期待の買い 米株先・中国株高が支援

ロイター / 2023年10月27日 12時17分

 10月27日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比471円15銭高の3万1072円93銭と反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2015年7月撮影(2023年 ロイター/Yuya Shino)

(本文6段落目の値下がり業種の「小売」を削除しました)

Noriyuki Hirata

[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比471円15銭高の3万1072円93銭と反発した。米国では株価の主要3指数が下落したが、日経平均は前日の大幅安からの自律反発を期待した買いが入った。米長期金利の上昇一服や、時間外取引の米株先物、中国・香港株のプラス推移が投資家心理を支えた。

日経平均は112円高で寄り付いた後も上げ幅を拡大し、一時479円高の3万1081円48銭に上昇した。前日に600円超下落しており、値ごろ感が強まった。プライム市場の値上がり銘柄は9割超となり、ほぼ全面高だった。

市場では「日経平均の前日の大幅下落は、他の市場に比べて下げが大きかった。今晩の米株高を期待したような買いも入っているようだ」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との声があった。

指数寄与度の高い半導体関連株が総じてしっかりで、指数を押し上げた。米半導体大手インテルや、米アマゾン・ドット・コムの時間外取引の株価が決算を好感して上昇したことも支援材料になった。

朝方に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比2.7%上昇で、伸びは9月の2.5%を上回った。「日銀による政策の追加修正への思惑を誘うが、国内金利の動向を見る限り、来週の会合での政策修正の思惑には直結していないようだ」(北沢氏)との見方が聞かれた。国内長期金利は、前営業日比1.5bp低下の0.865%

TOPIXは1.42%高の2255.79ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆7705億7100万円だった。東証33業種では、値上がりは海運や非鉄金属、金属製品など31業種で、値下がりは医薬品と電気・ガス(訂正)の2業種だった。

決算を手掛かりに富士通が大幅高。信越化学工業、レーザーテックは堅調だった。一方、見通しの下方修正が嫌気された武田薬品工業が年初来安値を更新。キヤノンは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1515銘柄(91%)、値下がりは126銘柄(7%)、変わらずは18銘柄(1%)だった。

*本文6段落目の値下がり業種の「小売」を削除しました。

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