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国連がAIガバナンスの諮問委員会 6大陸の企業や政府・学界から39人

ロイター / 2023年10月27日 12時24分

 10月26日、国連のグテレス事務総長は、人工知能(AI)の国際的ガバナンス(統治)問題に取り組む国連諮問委員会の創設を発表した。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで6月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Supantha Mukherjee

[ストックホルム 26日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は26日、人工知能(AI)の国際的ガバナンス(統治)問題に取り組む国連諮問委員会の創設を発表した。メンバーはハイテク企業幹部や、スペインやサウジアラビアの政府高官、米国、ロシア、日本などの学術関係者ら計39人で、6大陸の代表が顔をそろえる。

企業幹部には、ソニーの北野宏明・最高技術責任者(CTO)や、チャットGPTを開発した米オープンAIのミラ・ムラティCTO、米マイクロソフトの「責任あるAI最高責任者」、ナターシャ・クランプトン氏らが含まれる。

グテレス氏は「AIの悪用によって制度への信頼が損なわれ、社会のきずなが弱まり、民主主義そのものが脅かされかねないことは既に明らかだ」との声明を出し、国際的な対応の必要性を強調した。

諮問委員会は初回会合を27日に開き、年内に暫定的な提言を、来年夏までには最終提言を発表する。

差し当たり、AIのリスクと課題についての科学的な国際コンセンサスの構築や、AI統治を巡る国際協力の強化に取り組む。

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