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FRB、24年にかけ据え置き観測強まる コアPCE価格指数鈍化で

ロイター / 2023年10月28日 0時57分

米金利先物市場で、連邦準備理事会(FRB)が2024年にかけ金利を据え置くという観測が強まった。2013年、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst/File Photo)

[27日 ロイター] - 27日の米金利先物市場で、連邦準備理事会(FRB)が2024年にかけ金利を据え置くという観測が強まった。朝方発表された9月の米個人消費支出(PCE)価格指数がインフレ鈍化の兆候を示唆したことに反応した。

ただ、堅調な個人消費を背景に物価圧力が依然根強い中、年内利上げの可能性もなお残されている。

9月の米PCE価格指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比3.7%と、約2年ぶりの低水準となった。しかし依然としてFRBの目標である2%を大幅に上回っている。

市場では、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げは見込まれておらず、12月会合までの利上げ確率は20%弱にとどまっている。また、来年6月に初回の利下げが実施されるという見方も引き続き織り込んでいる。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのアナリストは「全体として支出は引き続きプラスで、インフレは鈍化しており、金融政策当局者にとって歓迎すべき組み合わせだ」と指摘。「われわれは引き続き、成長ペースが一段と減速し、物価圧力をさらに緩和させると想定しており、FOMCでは年内様子見姿勢が維持されるだろう」と述べた。

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