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国連、ガザの「人道的休戦」決議案採択 圧倒的多数で

ロイター / 2023年10月28日 6時46分

国連総会は、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに対し「人道的休戦」求める決議案を圧倒的多数で採択した。27日、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)

[国連 27日 ロイター] - 国連総会は27日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに対し「人道的休戦」求める決議案を圧倒的多数で採択した。

決議案はアラブ諸国が主導。法的拘束力はないが、政治的な重みがあり、ガザへの人道支援供給とパレスチナ市民の保護を要求する。

採決では120カ国が賛成票を投じた。45カ国が棄権し、イスラエルと米国を含む14カ国が反対した。

採決に先立ち、ヨルダンのサファディ外相は、決議案に反対票を投じれば「この無意味な戦争かつ殺害を承認することを意味する」という認識を示していた。

決議案採択後、パレスチナのマンスール国連大使は「この紛争を止めなければならない、パレスチナ市民に対する大虐殺は止めなければならない、そしてガザ地区への人道支援を開始すべき」というメッセージを発するという認識を示した。

一方、イスラエルのエルダン国連大使は、国連にはもはやいかなる正当性も妥当性もないとし、決議案に賛成票を投じた国はイスラエルではなく「ナチスのテロリストを防衛すること」を支持したと非難した。

こうした中、イスラエル軍と政府の報道官は、イスラエル空軍と地上軍によるガザへの作戦を拡大すると表明。「過去数時間でガザでの攻撃を強化した」とし、空軍がトンネルやその他のインフラに対し大規模な攻撃を行っていると明らかにした。

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