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ハマス、さらに人質17人解放 4歳の米国人少女も

ロイター / 2023年11月27日 13時6分

 イスラム組織ハマスは26日、4歳の米国人少女を含む17人の人質を新たに解放した。イスラエル側も拘束するパレスチナ人39人を釈放した。写真は解放されたパレスチナ人(2023年 ロイター/Ammar Awad)

Nidal al-Mughrabi Maayan Lubell James Mackenzie

[エルサレム 26日 ロイター] - イスラム組織ハマスは26日、4歳の米国人少女を含む17人の人質を新たに解放した。イスラエル側も拘束するパレスチナ人39人を釈放した。

赤十字国際委員会はパレスチナ自治区ガザから17人の人質の移送に成功したと発表した。第3弾となる今回、ハマスはイスラエル人13人、タイ人3人、ロシア国籍の1人を引き渡したとしている。

パレスチナ通信社WAFAによると、イスラエルが釈放したパレスチナ人39人は全員が10代。

ハマスはパレスチナ人の釈放人数を増やすために真剣な取り組みが進められるのならば、戦闘停止期間の延長を望むと表明した。

バイデン米大統領は、人質が釈放される限り戦闘の一時停止が続くことを期待すると表明。確かな情報はないが、ハマスによってより多くの米国人が解放されることを望んでいると述べた。

また4歳の少女について、10月7日にイスラエルを奇襲攻撃したハマスの戦闘員によって両親が殺されるのを目撃し、それ以来拘束されていたと明らかにした。

イスラエルのネタニヤフ首相は26日、ガザ地区の治安部隊と面会した。ネタニヤフ氏は人質解放についてバイデン氏と話したことも明らかにし、1日延長するごとに10人の人質が解放されるのであれば、戦闘休止の延長を歓迎すると述べた。

ただ、戦闘休止が終われば、ハマス排除などの目標達成に向け再び全力を尽くすとバイデン氏に伝えたことも明らかにした。

戦闘停止は27日まで。米国のほか、カタールとエジプトも延長を呼びかけているが、実現するかは不明。

ハマスは第2弾として25日夜もイスラエル人13人とタイ国籍4人の計17人の人質を解放していた。13人のイスラエル人のうち、6人は女性で7人は3歳の子どもを含む未成年者だった。

WAFAによると、イスラエル側も25日に拘束するパレスチナ人39人を釈放。このうち6人は女性で33人が10代だった。

人質解放はガザへの援助物資の搬入状況を巡ってハマスが反発し遅れていたが、カタールとエジプトの仲介で解消された。

パレスチナの関係筋は、最終的に100人の人質が解放される可能性があると述べた。

ハマスは戦闘休止合意に基づき24日も拘束している人質の24人を解放した。

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