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英労働党党首、パレスチナ国家承認の意向 和平プロセスの一環で

ロイター / 2024年5月27日 14時8分

英野党・労働党のスターマー党首は24日、総選挙で勝利すればパレスチナ国家を承認したいが、承認は和平プロセスの適切な時期に行う必要があると述べた。写真はスターマー党首。英ランカシャーで24日撮影。(2024年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 24日 ロイター] - 英野党・労働党のスターマー党首は24日、総選挙で勝利すればパレスチナ国家を承認したいが、承認は和平プロセスの適切な時期に行う必要があると述べた。

アイルランド、スペイン、ノルウェーは22日、パレスチナを28日付で国家として承認すると発表。イスラエルは反発し、3カ国の駐在大使に即時帰国を指示した。

労働党ではイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り党内が分裂。スターマー氏に対して、パレスチナ自治区ガザの停戦支持に向けた動きが遅いとの批判が伝統的な労働党支持者から出ている。この問題を巡って同党議員10人が要職を辞任した。

スターマー氏は、パレスチナは国家であるべきかとのBBCの質問に「パレスチナの承認は極めて重要だ。存続可能なパレスチナ国家と安全なイスラエルが必要で、承認はその一環でなければならない」と発言。

パレスチナ国家承認は和平プロセスの適切な時期に行う必要があるとした上で、地域の永続的な和平には2国家解決が不可欠だと述べた。

与党・保守党やフランス、ドイツなど欧州の大国もパレスチナ国家を原則的に支持すると表明しているが、承認のタイミングについては広範な和平プロセスの一環になるとしている。

労働党は、国際刑事裁判所(ICC)の主任検察官がハマスとイスラエル当局者の逮捕状を請求したことについて、ICCの独立性を支持すると今週表明したが、保守党はICCには逮捕状を請求する権限がないと主張している。

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