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スペイン、ウクライナと安保協定に署名 今年10億ユーロを支援

ロイター / 2024年5月28日 1時17分

スペインのサンチェス首相(右)は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とマドリードで会談し、2国間の安全保障協定を締結した。(2024年 ロイター/Susana Vera)

[マドリード 27日 ロイター] - スペインのサンチェス首相は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領とマドリードで会談し、2国間の安全保障協定を締結した。協定の期間は10年。今年の軍事支援の規模は10億ユーロ(10億8000万ドル)相当とした。

サンチェス首相は記者会見で「われわれの支援を倍増させることがこれまで以上に重要だ」と述べた。

協定では、ウクライナのニーズを考慮した陸海空およびその他の用途向けの近代的な軍事設備の供給のほか、ウクライナの食料輸出ルートを保護する海上手段に重点を置くことを求めているが、具体的な内容は示されていない。

これに先立ち、スペインのエル・パイス紙は27日、スペインがウクライナに米国製地対空ミサイル「パトリオット」12基や中古のドイツ製主力戦車「レオパルト2A4」19両、スペイン製の対ドローン(無人機)装備や弾薬などの供与でコミットすると報じた。

政府当局者はエル・パイス紙の報道についてコメントを控えた。

サンチェス首相は、ウクライナは同盟国にパトリオットの供与を求めており、スペインからの供与は現時点では不可能だが、ウクライナに何基送れるかを検討していると述べた。

また、スペインはすでにミサイルを供給しており、代わりの防空システムの供与も検討しているとした。

ゼレンスキー大統領は、ウクライナは自国防衛のために少なくともあと7基のパトリオットを必要としており、同盟国にパトリオットを入手するよう強く要請するとした。

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