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米インフレ「正しい方向に進む」、年内1回の利下げ想定=アトランタ連銀総裁

ロイター / 2024年6月28日 0時28分

米アトランタ地区連銀のボスティック総裁(写真)は、インフレは「正しい方向に進んでいる」もようとし、連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに着手できる可能性があるという認識を示した。2019年1月撮影(2024年 ロイター/Christopher Aluka Berry)

[ワシントン 27日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレは「正しい方向に進んでいる」もようとし、連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げに着手できる可能性があるという認識を示した。

ボスティック総裁は27日発表した政策論文で、状況がこのままでいけば「第4・四半期に1回のフェデラルファンド(FF)金利引き下げが必要になる公算が大きいと引き続き確信している」と述べた。

論文発表後の記者会見では、最初の利下げに「忍耐強く」取り組むべき理由の1つは、インフレが2%への明確な回復軌道に乗り、一連の利下げの第一弾ととらえられるためという見解を示した。

FRBが9月に利下げを開始し、年内に0.25%ポイントの利下げを計2回実施するという見方が市場に織り込まれていることについては、「特定の政策の道筋に固執していない」とし、「さらなる利下げ、利下げなし、あるいは利上げさえも適切となる可能性のあるシナリオは存在する。データとその場の状況を指針としていく」と述べた。

最近の雇用や経済成長に関する最近のデータは「経済活動の秩序ある減速が需要と供給のバランスを回復することを示している」と指摘した。

また、アトランタ地区連銀の管轄地域である米南東部の企業は依然インフレを「主要懸念」としているほか、大半の企業は足元の雇用水準は持続可能という見方を示していると明らかにした。

その上で、雇用市場に「崖」はないと感じており、「労働市場が歴史的に見て引き締まっている」状況であっても、FRBはインフレ目標を達成できるという見解を示した。

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