国連総会、諸般の事情が許せば出席したい＝岸田首相

　８月２７日、岸田文雄首相（写真）は政府与党連絡会議であいさつし、首相の任期最後まで政策実行に取り組むとし、シャトル外交強化の一環として韓国訪問を両国間で協議していることを明らかにした。写真は１４日、都内での代表撮影（２０２４　ロイター）

Kentaro Sugiyama

［東京　２７日　ロイター］ - 岸田文雄首相は２７日の政府与党連絡会議であいさつし、首相の任期の最後まで政策実行に取り組むとし、シャトル外交強化の一環として韓国訪問を両国間で協議していることを明らかにした。９月下旬の国連総会についても、諸般の事情が許せば出席する意向を表明した。

岸田首相は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で国民の政治不信を招いたことにも言及し、「政治改革、国民の信頼回復のための取り組みを引き続き進めていかなければならない。新総裁の大きな方針と新たなリーダーシップのもと、私も一兵卒として力を尽くしていく」と語った。

岸田首相は１４日に会見を開き、自民党が変わる姿をしっかり示す必要があるとして、９月の自民党総裁選に出馬しないと表明した。