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再送米CB消費者信頼感、8月は103.3に上昇 6カ月ぶり高水準

ロイター / 2024年8月28日 2時57分

コンファレンス・ボード(CB)が27日に発表した8月の米消費者信頼感指数は103.3と、7月の101.9(前回発表の100.3から上方改定)から上昇した。写真は米ワシントンで2022年8月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

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By Lucia Mutikani

[ワシントン 27日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が27日に発表した8月の米消費者信頼感指数は103.3と、7月の101.9(前回発表の100.3から上方改定)から上昇した。米消費者信頼感は8月に6カ月ぶりの高水準となったものの、労働市場への懸念は高まっている。

ロイターがまとめた市場予想は、前回発表の100.3からほぼ横ばいの100.7だった。 

所得や労働環境の短期的な見通しを示す期待指数も7月の81.1から82.5に上昇した。期待指数は80を下回ると景気後退(リセッション)リスクが高まっていると示唆される。   

コンファレンス・ボードの主任エコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「現在の労働状況に対する消費者の見方は悪くはないものの、引き続き弱まっている。今後の労働市場への見方はより悲観的になっている」と指摘した。

仕事が「豊富にある」とみる消費者の割合は32.8%と、前月の33.4%から減った。仕事が「得にくい」とみる消費者は16.4%で、前月の16.3%から増えた。

職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差に関する指数は16.4と、2021年3月以来の水準に縮小。7月は17.1だった。

収入が増加すると予想する消費者の割合は7月の17.2%から16.9%に低下。一方、収入が減少すると予想する消費者の割合は7月の11.6%から12.7%に上昇した。

住宅ローン金利と住宅価格の上昇を背景に、住宅の購入を予定する消費者の割合は13年初頭以来の低水準となった。

消費者の1年先のインフレ期待は4.9%に下がり、2020年3月以来の低水準となった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は今月23日、労働市場を巡る懸念の高まりを受け、利下げが近いことを示唆した。金融市場では、FRBが9月に25ベーシスポイント(bp)の利下げで緩和を始めると予想する一方、50bpの利下げを実施するとの見方もある。

FRBは政策金利を22年と23年で計525bp引き上げ、現在の5.25─5.50%の水準で1年超据え置いている。

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