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トルコ大統領、BRICSなどへの加盟関心はNATO代替ではない

ロイター / 2024年9月27日 10時26分

 9月26日、トルコのエルドアン大統領(写真)は、トルコが新興5カ国(BRICS)や東南アジア諸国連合(ASEAN)への加盟に関心を示しているのは経済協力の機会があるためで、加盟している北大西洋条約機構(NATO)の代替の役割を求めているためではないと表明した。写真は20日、イスタンブールで撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

[アンカラ 26日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は、トルコが新興5カ国(BRICS)や東南アジア諸国連合(ASEAN)への加盟に関心を示しているのは経済協力の機会があるためで、加盟している北大西洋条約機構(NATO)の代替の役割を求めているためではないと表明した。国連総会出席のために訪れた米ニューヨークでのトルコメディアの記者団に対して語った内容をテレビ局NTVなどが26日報じた。

トルコは過去数カ月間に、中国とロシアが加入しているBRICSや、中国とロシアが主導する地域協力組織「上海協力機構(SCO)」への参加に関心があると表明していた。また、ASEANとの関係強化にも熱心に取り組んでいる。

このためトルコ政府は繰り返し否定しているものの、トルコが西側諸国と結び付いた地政学的志向から離れようとしていると米欧は懸念している。

エルドアン氏は欧州連合(EU)加盟候補国にもなっているトルコは、膠着しているEUへの加盟を目指しているだけでは将来を決めることはできず、あらゆる主体や地域との関係を深める必要があるとして、「BRICSやASEANはわが国にとって、とりわけ経済協力を高める機会を与えてくれる組織だ」と強調。その上で、BRICSやASEANに加盟した場合でも「NATOを離脱することを意味しない。この同盟と協力が他で代替されるとは考えていない」と訴えた。

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