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ローマ教皇、ルクセンブルクに途上国支援要請 「富には責任伴う」

ロイター / 2024年9月27日 11時10分

 9月26日、ローマ教皇フランシスコ(87、写真中央)は、ルクセンブルクを訪問し、途上国を支援するために資金などを拠出するよう呼びかけた。写真はルクセンブルクで撮影(2024 ロイター/Yves Herman)

Joshua McElwee Marine Strauss

[ルクセンブルク 26日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコ(87)は26日、ルクセンブルクを訪問し、途上国を支援するために資金などを拠出するよう呼びかけた。一方、対外援助拡大は移民や難民の欧州流入軽減につながる可能性があるとの考えを示した。

ルクセンブルクは富豪の人口当たり密度が世界で最も高い。

教皇は政界や民間の指導者らとの集会で「富を持つには責任が伴うということを忘れないようにしよう。最も恵まれない国々が貧困状態から脱却できるよう、常に注意を払ってほしい」と述べた。

教皇はこれまでにローマ教皇が訪れていない場所やカトリック教徒が少数派の場所を訪問しており、欧州訪問は珍しい。この日はベルギーも訪れる。

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