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X、ブラジル最高裁に命令順守と書面提出 数日中にサービス再開か

ロイター / 2024年9月27日 12時0分

 9月26日、イーロン・マスク氏(写真)が率いるX(旧ツイッター)がブラジル最高裁に提出した書面で、既に偽情報拡散を阻止する命令に従っていると説明し、国内での接続遮断措置の解除を要請したことが分かった。写真はフランスのパリで昨年6月撮影(2024 ロイター/Gonzalo Fuentes)

Ricardo Brito Luciana Magalhaes

[ブラジリア 26日 ロイター] - イーロン・マスク氏が率いるX(旧ツイッター)がブラジル最高裁に提出した書面で、既に偽情報拡散を阻止する命令に従っていると説明し、国内での接続遮断措置の解除を要請したことが分かった。ロイターが書面を確認した。

最高裁命令を「検閲」と批判して対決姿勢を続けてきたマスク氏が大きく譲歩した形になった。

最高裁は措置解除に関する決定を保留中だが、ブラジルのマスク氏に近い関係者によると、サービスは数日のうちに再開する見通しだ。

Xは提出書面の中で、ヘイトスピーチと偽情報との関連で調べられている9つアカウントを命令通りにブロックしたと述べた。またXは前週末、デモラエス判事の要求通りに現地の法定代理人を任命し、最高裁との間で一段と和解に向けた動きが進んでいた。

Xにとってブラジルは世界で6番目に大きな市場で、ユーザー数は約2150万人に上る。成長期待が高いだけにサービス再開が喫緊の課題だった。マスク氏が市場シェアを失うのを恐れたとの見方も出ている。

デモラエス判事は、民主主義への攻撃と偽情報の政治的利用とみなされる行為を撲滅する取り組みの先頭に立ち、8月下旬に国内でのX接続を遮断する命令を出していた。

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