タイ中銀理事長候補、政府諮問機関が不適格と判定 中立性に問題
ロイター / 2024年12月27日 16時25分
12月27日、タイ政府の諮問機関、法制委員会事務局(OCS)は、政府が支持する中央銀行理事長候補のキティラット元財務相(写真)について、1年にわたり政府の顧問職にあり、政治的に中立な立場とはいえないとして、候補として不適格と判定した。写真は2011年8月、バンコク郊外で撮影(2024年 ロイター/Chaiwat Subprasom)
[バンコク 27日 ロイター] - タイ政府の諮問機関、法制委員会事務局(OCS)は、政府が支持する中央銀行理事長候補のキティラット元財務相について、1年にわたり政府の顧問職にあり、政治的に中立な立場とはいえないとして、候補として不適格と判定した。
OCSは法律に関する事案に関する政府の諮問機関。OCSの答申は拘束力はないが、政府が通常これにしたがう。
ピチャイ財務相は24日、OCSが不適格と判断すれば新たな候補を選ぶ必要があると記者団に述べていた。
理事長は中銀の金利政策に指示を出すことはできないが、次期総裁選びに一定の影響力を持つ。
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