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中国、台湾への武器支援で米軍需企業などに制裁

ロイター / 2024年12月27日 19時7分

中国外務省は27日、米国による台湾への武器支援・売却に関連して軍需企業7社と上級幹部に制裁を科したことを明らかにした。(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

[北京 27日 ロイター] - 中国外務省は27日、米国による台湾への武器支援・売却に関連して軍需企業7社と上級幹部に制裁を科したことを明らかにした。

制裁の対象になったのはボーイングの子会社インシツ、RTX傘下のレイセオン・カナダとレイセオン・オーストラリア、ハドソン・テクノロジーズなど。中国国内の資産を凍結するほか、中国の組織・個人との取引・協力が禁じられる。

米政府は先に、推定3億8500万ドル相当の台湾への武器売却を承認。さらに台湾に対する5億7130万ドルの防衛支援を承認した。

中国外務省報道官は定例会見で、米国の動きは「中国の主権と領土の一体性を著しく損なうものだ」と批判。米国は「1つの中国」の原則を順守し、台湾への武器供与を中止すべきだとした上で、中国は自国の安全保障と利益を守るため「あらゆる必要な措置を講じる」と述べた。

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