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米耐久財コア受注、1月は1.1%増 1年ぶりの大幅な伸び

ロイター / 2020年2月28日 4時3分

[ワシントン 27日 ロイター] - 米商務省が27日発表した1月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比1.1%増と、2019年1月以来1年ぶりの大幅な伸びとなり、市場予想の0.1%増を上回った。前年比は1.4%増だった。

1月は機械や第一次金属、コンピューター、電子製品の受注が増加した一方、電気機器、家電、電子部品の受注は減少した。

19年12月のコア資本財受注は前回発表の0.8%減から0.5%減に上方改定された。

GDPの設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は1月に1.1%増加した。12月の出荷は0.1%減と、前回発表の0.3%減から上方改定された。

シティグループ(ニューヨーク)のエコノミスト、アンドリュー・ホレンホースト氏は「年初時点では、昨年は軟調だった米製造業は緩やかに上向いていくと予想されていた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響で、初期段階の回復が阻害される恐れがある」と述べた。

1月の全体の耐久財受注は前月比0.2%減と、12月の2.9%増から落ち込んだ。耐久財はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。1月は輸送機器が2.2%減となり、全体の耐久財受注を押し下げた。12月の輸送機器は8.8%増だった。

1月は民間航空機が346.2%急増した。12月は66.7%減だった。ただ、ボーイング は1月に航空機の新規受注はなかったと発表している。ボーイングの航空機受注が1月になかったのは1962年以降で初めて。12月は3機受注していた。

自動車および自動車部品は1月に0.8%減少した。

*内容を追加しました。

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