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豪中銀、必要なら国債買い入れの用意ある=ケント総裁補

ロイター / 2020年7月27日 9時46分

 7月27日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のケント総裁補は、市場環境が大幅に悪化した場合や、3年債利回りを0.25%付近に維持する目標の達成に必要となれば、中銀は国債を買い入れる用意があると表明した。写真は2017年2月、シドニーの準備銀行前で撮影(2020年 ロイター/Steven Saphore)

[シドニー 27日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のケント総裁補は27日、市場環境が大幅に悪化した場合や、3年債利回りを0.25%付近に維持する目標の達成に必要となれば、中銀は国債を買い入れる用意があると表明した。

豪中銀は新型コロナウイルス危機を受けた3月半ばの緊急会合で、政策金利を過去最低の0.25%に引き下げ、「無制限」の債券買い入れプログラムを発表した。[nL4N2BC1JG]

ケント総裁補は講演で、4月下旬以降、中銀は買い入れ規模を大幅に縮小しており、ここしばらくの間は購入の必要性が全く生じていないと述べた。

また、ターム物資金調達ファシリティー(TFF)について、利用は約260億豪ドルとオファーの17%程度にとどまっており、現時点でそれほど需要はないとの認識を示した。

豪中銀は、中小企業などへの融資促進に向け、TFFを通じて期間3年、金利0.25%で銀行に資金を提供している。

ケント総裁補はTTF利用が低水準であることについて、ここ数カ月、多くの銀行が銀行手形など期間が短めの他の手段で、より割安に資金を調達していることが要因との見方を示した。

また、銀行預金が増加し、利息が0.25%を下回る割合が増えていると指摘した。

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