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インフレ圧力根強い、政策変更前に一段の確証必要=英中銀副総裁

ロイター / 2024年2月28日 1時32分

イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は27日、英国のインフレ圧力は依然として根強いとし、中銀が金融政策の変更を検討する前に、インフレ圧力がいつまで続くのか一段の情報が必要になるとの考えを示した。ロンドン金融街で13日撮影(2024年 ロイター/Isabel Infantes)

[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は27日、英国のインフレ圧力は依然として根強いとし、中銀が金融政策の変更を検討する前に、インフレ圧力がいつまで続くのか一段の情報が必要になるとの考えを示した。

ラムスデン副総裁は欧州金融市場協会(AFME)で行う講演の原稿で「サービスインフレと賃金の伸びは、ここ数カ月で昨年秋の予想より大きく低下しているが、インフレの持続性を示す重要な指標は依然として高水準にある」と指摘。「この持続性がどの程度続くのか、金利を現行水準にどの程度の期間維持する必要があるのか、より多くの情報が必要になる」と述べた。

英中銀は今月1日の会合で、政策金利を約16年ぶりの高水準である5.25%に据え置くと決定。金融政策委員会9人のうち、ラムスデン副総裁を含む6人が据え置きに賛成した。

市場では現在、英中銀は8月に利下げに着手すると予想されている。

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