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韓国サムスン、共同CEO兼半導体事業責任者に全氏 朴社長兼CFOは事業支援タスクフォースへ

ロイター / 2024年11月27日 13時2分

11月27日、韓国サムスン電子は、共同最高経営責任者(CEO)兼半導体事業責任者に全永鉉(チョン・ヨンヒョン)氏が就くと発表した。一方、朴学圭(パク・ハッキュ)社長兼最高財務責任者(CFO)は事業支援タスクフォースに異動し、後継者はまだ公表されていない。10月にソウルで開かれた見本市でサムスンのブースを撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

Hyunjoo Jin Heekyong Yang

[ソウル 27日 ロイター] - 韓国サムスン電子は27日、共同最高経営責任者(CEO)兼半導体事業責任者に全永鉉(チョン・ヨンヒョン)氏が就くと発表した。一方、朴学圭(パク・ハッキュ)社長兼最高財務責任者(CFO)は事業支援タスクフォースに異動し、後継者はまだ公表されていない。

半導体受託生産(ファウンドリー)事業の責任者にはハン・ジンマン氏が就任。ファウンドリー事業の最高技術責任者(CTO)には、半導体工場の技術と運営の責任者を務めてきたナム・ソクウ氏を起用した。

急成長する人工知能(AI)向け半導体市場競合する米エヌビディアに遅れを取っているとの懸念を受け、サムスンの株価は今年8月以降に下がり続けている。

サムスンの半導体事業は2024年第3・四半期決算(7―9月)の利益が前期(第2・四半期)より40%減と落ち込んだ。AIブームを背景にそれぞれ第3・四半期に過去最高益を更新したファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や、韓国のSKハイニックスに追いつくのに苦戦している。

就任を控えたトランプ次期米大統領は輸入品関税を引き上げると表明しており、この影響への懸念もサムスンの株価の重荷となっている。サムスン株は今年に入ってから25%超下落し、主要半導体メーカーで最悪のパフォーマンスとなっている。

サムスンは「半導体危機」に対処させるとして、全氏を5月に半導体事業担当としていた。

全氏は10月上旬に業績不振について謝罪し、主要顧客とのAI向け半導体の取引が遅れたことの打撃を受けたと語っていた。サムスンはその顧客名を明らかにしていない。

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