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イラン、レバノン停戦を歓迎 イスラエルの空爆には反撃の権利留保

ロイター / 2024年11月28日 7時25分

11月27日、イランのアラグチ外相(写真)はイスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦を歓迎すると表明し、恒久的な停戦につながることを期待すると述べた。リスボンで同日撮影(2024年 ロイター/Pedro Nunes)

Sergio Goncalves Miguel Pereira

[リスボン 27日 ロイター] - イランのアラグチ外相は27日、イスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦を歓迎すると表明し、恒久的な停戦につながることを期待すると述べた。

訪問先のリスボンで記者団に語った。レバノンでの停戦がイスラエルとイランの緊張緩和につながるかとの問いには「イスラエルの行動次第だ」とし、イスラエルによる先月のイラン空爆に対し反撃する権利を留保しているが、地域における他の動向も考慮すると述べた。

イスラエルは10月26日、イランが同月1日にイスラエルに多数のミサイルを発射したことへの報復として、イランの軍事標的に対し攻撃を行った。

イラン最高指導者の上級顧問を務めるアリ・ラリジャニ氏は24日公表されたインタビューで、イスラエルに反撃する準備をしていると述べた。

アラグチ氏はヒズボラについて、イスラエルによる多数の指導者殺害や地上攻撃にもかかわらず弱体化しておらず、再編成し効果的に反撃できていると指摘。「イスラエルが停戦を受け入れたのはこのためだ。ヒズボラは指導者や司令官を失うたびに、規模、戦力ともにより大きくなる」と述べた。

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