米マイクロソフト、FTCが広範な独禁法調査開始=関係筋
ロイター / 2024年11月28日 7時47分
11月27日、 米連邦取引委員会(FTC)は米マイクロソフトに対し、ソフトウエアのライセンス事業やクラウドコンピューティング事業を含む広範な反トラスト法(独占禁止法)調査を開始した。写真は同社のロゴ。3月撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[27日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は米マイクロソフトに対し、ソフトウエアのライセンス事業やクラウドコンピューティング事業を含む広範な反トラスト法(独占禁止法)調査を開始した。事情を知る関係者が27日明らかにした。
調査はカーンFTC委員長が承認した。同氏は1月に退任する可能性が高い。トランプ次期米大統領は企業に対しより穏健な立場を取る共和党員を後任に指名するとみられ、調査結果がどうなるかは不透明だ。
マイクロソフトを巡っては今月、生産性ソフト市場の支配力を乱用し、自社のクラウドサービス「アジュール」から競合他社のプラットフォームへのデータ移行を防ぐため顧客に懲罰的なライセンス条件を課している疑いがあるとして、FTCが反競争的慣行に関する調査開始を準備していると伝わった。
関係者によると、FTCはサイバーセキュリティーや人工知能(AI)製品に関連する慣行も調査しているという。
マイクロソフトはコメントを控えた。FTCは現時点でコメント要請に返答していない。
ブルームバーグは27日、FTCが広範囲の詳細な情報をマイクロソフトに要求していると報じた。
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