TikTok、米で運用再開後に挙動が変化 ユーザーは検閲疑う
ロイター / 2025年1月27日 11時51分
1月25日、米国では中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」のユーザーの間で、トランプ氏の大統領令によって運用が再開してからアプリの挙動が変化し、検閲が行われているようだとの見方が浮上している。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで2019年11月撮影(2025 ロイター/Dado Ruvic)
Doyinsola Oladipo
[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国では中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」のユーザーの間で、トランプ氏の大統領令によって運用が再開してからアプリの挙動が変化し、検閲が行われているようだとの見方が浮上している。
TikTokはバイデン前政権下で成立した中国資本下でのサービス提供を違法とする新法が今月19日に発効。運営会社は18日深夜にサービスの停止に踏み切った。しかしトランプ氏が20日にTikTokの米事業を75日間維持する大統領令に署名し、運用が再開された。
ただ米国内のユーザーによると、TikTokは運用再開後に使い勝手に変化が見られ、ライブ配信本数の減少、コンテンツ削除の増加、検索結果の制限、偽情報についての警告の表示などが起きている。例えば「Free Palestine(パレスチナを解放せよ)」のような以前は表示されていたコメントが削除されているとの指摘が一部で出ている。
TikTokはロイターへの声明で、この週末に運用方針やアルゴリズムの変更を行っておらず、再開後にサービスが一時的にやや不安定になっているだけだと説明。「米国での運用を通常に戻すよう全力で取り組んでいる」とした。
この記事に関連するニュース
-
「検閲が史上最悪に...」TikTokが反トランプ動画を制限? SNSで議論広がる
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月23日 11時0分
-
TikTok復活、トランプ氏の中国へのプレゼント―香港メディア
Record China / 2025年1月21日 18時0分
-
XとBlueskyが縦長動画フィード導入、米国のTikTok規制法から新たな動画競争
マイナビニュース / 2025年1月21日 13時53分
-
TikTok、米国でのサービスを再開
Record China / 2025年1月20日 13時0分
-
TikTok、米でサービス再開 トランプ氏は禁止法施行の延期表明
ロイター / 2025年1月20日 8時48分
ランキング
-
1フジテレビ会見続く CM差し替え企業からは「会見うけて対応を変更することはない」との反応も
日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 19時17分
-
2【最新映像】フジテレビ港社長らが再び記者会見 中居正広さんと女性のトラブルをめぐり(2025年1月27日) | TBS NEWS DIG提供
インフォシーク / 2025年1月27日 15時0分
-
3フジテレビ会見 CM差し替えのスポンサー企業に返金対応の方針明らかに
日テレNEWS NNN / 2025年1月27日 20時21分
-
4「パーカーおじさん」はなぜ生まれた? ちょいワルおやじがビジネスシーンに与えた、無視できない影響
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月27日 5時55分
-
5にわかには信じがたい「老人ホーム」「介護施設」の惨状…超高齢社会の日本で〈介護報酬引き下げ〉が繰り返された結果
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月27日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください