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チェジュ航空事故機の両エンジンから鳥のDNA=予備報告書

ロイター / 2025年1月27日 15時13分

 1月27日、先月起きたチェジュ航空機の墜落事故を調査している韓国当局は、国際民間航空機関(ICAO)と米国、フランス、タイの当局に予備報告書を提出した。写真は事故機。韓国の務安で昨年12月撮影(2025 ロイター/Kim Hong-Ji)

Jack Kim

[ソウル 27日 ロイター] - 韓国で先月起きたチェジュ航空機の衝突炎上事故の調査の予備報告書が27日公表され、事故機の両エンジンに鳥のDNAが残っていたことが明らかになった。

韓国当局がまとめた6ページにわたる報告書によると、事故機の両エンジンに、冬になると大群で韓国へ飛来する渡り鳥、トモエガモのDNAが残っていたという。

報告書では、着陸装置が展開しないまま着陸した原因やフライトレコーダー(飛行記録装置)が事故の4分前に記録を停止した理由について結論付けていない。

事故原因の調査は継続中で、「バードストライク」との関連性に焦点を当て、エンジンと着陸誘導装置の分析を行っているという。

報告書は国際民間航空機関(ICAO)と米国、フランス、タイの当局に提出された。

ICAOは事故後30日以内に調査の予備報告書を作成することを義務付けており、1年以内に最終報告書を公表することを推奨している。

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