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AI関連株がアジア・欧州で大幅安、中国新興AI躍進に動揺

ロイター / 2025年1月27日 17時55分

 1月27日、アジアの取引時間帯にナスダック先物が大幅に下落し、日本でもハイテク株が売り込まれた。2024年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[シンガポール 27日 ロイター] - 27日のアジアの取引時間帯にナスダック先物が大幅に下落し、日本でもハイテク株が売り込まれた。中国のスタートアップ企業、ディープシークが公開した低コストの人工知能(AI)モデルを受けて、AIの収益性と先端半導体への旺盛な需要に対する投資家の信頼が揺らいだ。

東京市場ではソフトバンクグループ、米エヌビディアのサプライヤーであるアドバンテスト株が約8.6%下落、東京エレクトロンも下げた。

朝方の欧州市場も、その流れが続いている。ナスダック100先物は2.6%下落、S&P500先物も1.4下落。フランクフルト市場でエヌビディアは約7%下落、テスラ、アマゾン、メタは2%超下落。半導体製造装置ASMLも売られている。

ディープシークは、より低コストの半導体とより少ないデータを使用したとされる無料モデルを発表。AIが半導体メーカーからデータセンターまでサプライチェーンに沿って需要を促進するという市場の見方に疑問が広がることとなった。

ディープシークのアプリは、アップルのアプリ市場「アップストア」の米国版で27日、無料アプリランキングでチャットGPTを抜き首位に立った。

開発研究者は先月の論文で、1月10日に公開したディープシークV3の訓練にはエヌビディアのH800チップを使用しており、コストは600万ドル以下だったとしている。

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