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ペトロチャイナの上期は赤字、2050年までに温室効果ガスほぼゼロに

ロイター / 2020年8月28日 9時9分

8月27日、中国国営石油大手の中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)が発表した上期決算は、原油安や新型コロナウイルスによる需要の落ち込みが響き、前年同期から赤字転落した。写真はペトロチャイナのロゴ。北京で2016年3月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[シンガポール/北京 27日 ロイター] - 中国国営石油大手の中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)<601857.SS> <0857.HK>が27日に発表した上期決算は、原油安や新型コロナウイルスによる需要の落ち込みが響き、前年同期から赤字転落した。

今後5年、クリーンエネルギー分野への投資を拡大し、2050年までに温室効果ガスの排出をほぼゼロにすると表明した。

上期の純損益は、299億8000万元(43億6000万ドル)の赤字。前年同期は284億2000万ドルの黒字だった。

同社は「世界的な原油安と国内の石油・ガス需要の落ち込みにより、前例のない課題に直面している」と説明した。

上期の売上高は22%減の9290億元だった。

国内向け供給を確保するために掘削を継続したことから、原油生産は5.2%、天然ガス生産は9.4%、それぞれ増加した。

設備投資は前年比11%減の748億元だった。

新型コロナ感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)の影響で、製油所の処理量は4.9%減少した。

BP やトタル などの石油大手同様、温暖化対策を強化し、地熱や風力、太陽光発電などのクリーンエネルギー分野への投資を拡大する。

2021─25年の最初の数年、クリーンエネルギー分野に年間30億─50億元投資し、その後、投資規模を年間100億元に増やす計画を明らかにした。

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