習主席、中国共産党による新疆統治の妥当性と住民教化継続強調
ロイター / 2020年9月28日 9時11分
9月27日、中国の習近平国家主席は、新疆ウイグル自治区において全ての民族の幸福度は上がり続けていると主張し、中国に対する「正しい」見方を今後も住民に教化していくと語った。北京で8日撮影(2020年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
[上海 27日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、新疆ウイグル自治区において全ての民族の幸福度は上がり続けていると主張し、中国に対する「正しい」見方を今後も住民に教化していくと語った。国営新華社通信が26日遅く、発言を伝えた。
中国共産党は、新疆ウイグル自治区において少数派でイスラム教徒のウイグル人を弾圧し、強制労働に従事させているとされ、厳しい批判を浴びている。国連の報告書によると、100万人のウイグル人が収容施設で働かされているという。
一方中国側はウイグル人弾圧を繰り返し否定し、収容施設は過激主義と対峙するために必要な職業訓練センターだと主張。反中勢力が習氏の政策を誹謗中傷していると反論している。
新華社の報道では、習氏は25-26日に開いた新疆に関する共産党の会合で「(新疆における)あらゆる民族の間で達成感、幸福感、安心感は高まり続けている」と説明。その上で、住民に中国国家の理解を深める教育を施し、国家と歴史、国民に関する正しい認識を全ての民族が確立するよう指導していく必要があると指摘するとともに、共産党による新疆統治戦略の無謬性が証明されており、これを長期的な方針にするべきだと付け加えた。
この記事に関連するニュース
-
中国新疆から撤退を、米労働省高官が企業に呼びかけ 強制労働巡り
ロイター / 2024年5月1日 11時17分
-
開催遅れた3中総会7月に、中国共産党 改革深化などが主要議題
ロイター / 2024年4月30日 19時29分
-
中国共産党が7月に「3中総会」開催 経済方針を討議する重要会議
産経ニュース / 2024年4月30日 16時50分
-
米国務長官、新疆での民族大量虐殺を指摘 中国訪問控え報告書
ロイター / 2024年4月23日 7時25分
-
習主席とブラジル大統領、共産党・労働者党の理論シンポジウムを祝賀―中国
Record China / 2024年4月10日 12時50分
ランキング
-
1プーチン大統領の就任式、日本は出席せず=林官房長官
ロイター / 2024年5月7日 16時44分
-
2中国軍機、照明弾で豪ヘリ妨害=高度差60メートル、「危険」と抗議
時事通信 / 2024年5月7日 9時36分
-
3プーチン大統領、通算5期目の就任式…6年の任期全うならスターリンに匹敵する統治期間に
読売新聞 / 2024年5月7日 18時48分
-
4イスラエル軍、ラファ検問所のガザ側掌握と発表 支援の重要拠点
ロイター / 2024年5月7日 17時49分
-
5プーチン大統領、5期目就任式 ウクライナ侵攻の正当性強調も…政権運営の不安要素は
日テレNEWS NNN / 2024年5月7日 19時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください