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日経平均は続伸、307円高で高値引け 米株高を好感

ロイター / 2020年9月28日 16時7分

 東京株式市場で日経平均は続伸。前週末の米国株式相場の上昇に加え、時間外取引での米株先物が堅調に推移したことが支えとなった。写真は東京証券取引所、2018年10月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] -

日経平均

終値      23511.62 +307.00

寄り付き    23391.96

安値/高値   23,303.03─23,516.04

TOPIX

終値       1661.93 -5.81

寄り付き     1646.28

安値/高値    1,641.15─1,661.93

東証出来高(万株) 146267

東証売買代金(億円) 27082.15

東京株式市場で日経平均は続伸。前週末の米国株式相場の上昇に加え、時間外取引での米株先物が堅調に推移したことが支えとなった。加えて、きょうは配当権利付き最終売買日ということもあり、配当権利取りの動きや再投資への思惑が出やすいとの声も聞かれた。

日経平均は前営業日比187円34銭高の2万3391円96銭で寄り付き、続伸スタート。米中対立への警戒感や為替の円高基調で上値の重い場面がみられたものの、大引けにかけて上げ幅を拡大、307円00銭で高値引けとなった。

市場では「朝方から個人投資家の資金が流入し、きょうはマザーズなどの新興株が売られる反面、東証1部の百貨店や地銀などの出遅れ株が買われるなど、循環物色の動きがみられた。権利付き最終日ということもあり、優待・配当狙いで電鉄株の一角も買われたようだ」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との声が聞かれた。

TOPIXも続伸。東証33業種では、パルプ・紙、鉄鋼、不動産業、水産・農林業など31業種が値上がり。空運業、海運業の2業種は値下がりとなった。

個別では、東証2部の東芝が一時8%超安となったが、その後下げ幅を縮小し3.23%超安で取引を終了した。半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)が28日、東京証券取引所への上場に伴う新株発行と株式売り出しを中止し、上場手続きを延期すると発表したことが嫌気された。

そのほか、東京エレクトロン、アドバンテストがともに1.75%安。中国の半導体受託生産(ファウンドリー)大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)向けの一部輸出に対して、米政府が規制を課したことが嫌気された。ANAホールディングスは5.11%安。2000億円規模の公募増資を検討していると報じられたことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がりが1892銘柄に対し、値下がりが251銘柄、変わらずが34銘柄だった。

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