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ANA、全日空マイルでピーチ利用可能に 貨物でも連携強化

ロイター / 2020年10月28日 21時51分

 28日、全日本空輸の親会社、ANAホールディングスは全日空のマイルを傘下の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)の航空券購入などに使えるポイントと交換できるようにすると正式発表した。ピーチが全日空との共同運航で貨物事業に参入することも同時に正式発表した。羽田空港で10月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 28日 ロイター] - 全日本空輸の親会社、ANAホールディングス<9202.T>は28日、全日空のマイルを傘下の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)の航空券購入などに使えるポイントと交換できるようにすると正式発表した。ピーチが全日空との共同運航で貨物事業に参入することも同時に正式発表した。

旅先で仕事をするワーケーションの浸透などで、個人客や観光需要は比較的戻りが早く、低料金のLCC利用が増えるとみて両社の連携を強める。新型コロナウイルス感染拡大でテレワークが定着して出張が減るとみられることから、全日空は強みとするビジネス需要がコロナ前の水準には戻らないと判断している。

全日空のマイルを、ピーチの航空券や預け手荷物・座席指定料などのオプション料金の支払いに利用できる「ピーチポイント」と交換可能にする。交換は500マイルから可能で、1マイルにつき0.9ピーチポイントと交換できる。11月10日までは期間限定で1マイルにつき1ピーチポイントとする。

まずは来年3月までの実施とし、マイルの利用状況や旅客需要の動向などをみながら、来年4月以降の取り組みを検討していく。今後も全日空とピーチのマーケティング連携は強化していく。

ピーチは11月から航空貨物の取り扱いを始め、ピーチ運航便の貨物スペースを全日空が販売する。今年度は主に国内路線を対象とし、将来的には国際路線も視野に入れる。航空貨物はコロナ禍でも需要が旺盛で、好調に推移している。

(白木真紀)

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