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米ボーイング4四半期連続の赤字、追加人員削減へ コロナ禍響く

ロイター / 2020年10月29日 0時0分

米航空機大手ボーイングが28日発表した第3・四半期決算は、4四半期連続の赤字となった。ニューヨークで昨年3月撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)

[28日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング が28日発表した第3・四半期決算は、4四半期連続の赤字となった。主力機「737MAX」の運航停止が引き続き売上高を圧迫する中、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による航空機需要の低迷が追い打ちをかけた。

特別項目を除く1株損失は1.39ドルと、リフィニティブのまとめた市場予想の2.52ドルより小幅だった。

売上高は29%減の141億4000万ドル。しかし、予想の139億ドルは上回った。

フリーキャッシュ流出は50億8000万ドルと、前年同期の28億9000万ドルから拡大。総債務も610億ドルと、192億ドルから急増した。

カルホーン最高経営責任者(CEO)は社員宛てのメモで、世界の従業員数を2021年末までに13万人程度とする方針を表明。これまでの人員削減計画のほぼ倍増となる3万人の削減に踏み切る見通し。

また、同CEOは737MAXについて、規制当局からの承認獲得が近づいているとCNBCのインタビューで語った。さらに、年末時点の航空交通量は昨年の30─35%近辺に達する見通しとした。

ボーイングは、コロナ危機前の水準回復には約3年を要すると想定している。

ボーイングの株価は午前の取引で約2.6%下落した。

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