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ECB総裁とパネッタ専務理事、尚早な政策引き締めに警鐘

ロイター / 2021年9月29日 0時31分

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は28日、ECBは一時的な物価上昇に過度に反応しないとし、政策引き締めに忍耐強く対応すると確約した。9日撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁とパネッタ専務理事は28日、ユーロ圏経済がパンデミック(世界的大流行)による落ち込みから脱却するなか、政策引き締めに忍耐強く対応するよう促した。

ラガルド総裁はECBフォーラムで「中期的な影響のない、一過性の供給面での衝撃に過度に反応しないようにすることが主要な課題となる」とし、ECBは総合インフレの改善のみに反応すると表明。現在見られているインフレが「経済全般に広がっていく兆候は見られていない」と述べた。

その上で「インフレ率が一時的に目標をやや上回ることを容認することで、改善が持続的なものだと確信できるまで政策引き締めに忍耐強く対応できる」とし、「パンデミック(世界的大流行)から安全に脱却し、インフレ率が持続的に2%に戻るようにするために、緩和的な金融政策がなお必要になっている」と述べた。

またパネッタ専務理事は、ECBは「破綻を促進するような時期尚早な行動を避け、総需要を効果的に支えるべき」とした。

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