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NATO首脳会議、北欧2国の加盟合意は望み薄か トルコ急がず

ロイター / 2022年6月28日 12時2分

トルコがスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対している問題を巡り、トルコ政府関係者や欧米外交筋は29─30日のNATO首脳会議で合意がまとまる可能性は低いとの見方を示した。資料写真、トルコのエルドアン大統領、3月撮影(2022年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[アンカラ 27日 ロイター] - トルコがスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対している問題を巡り、トルコ政府関係者や欧米外交筋は29─30日のNATO首脳会議で合意がまとまる可能性は低いとの見方を示した。

北欧2カ国はロシアのウクライナ侵攻を受けNATO加盟を申請したが、トルコは両国によるクルド人武装勢力支援などを理由に加盟に反対している。トルコはクルド人武装勢力をテロ組織と見なしている。

関係者によると、トルコの交渉担当者は北欧2カ国が武器禁輸をやめ、テロ組織の取り締まりを強化するために必要なら、何カ月も交渉を続ける用意がある。

NATO当局者と3カ国の間で今月交わされた文書草案によると、トルコが特にスウェーデン在住のクルド人武装勢力の引き渡しを要求していることが大きな障害になっているという。

当局者や外交官らは土壇場での合意の可能性を排除していないものの、トルコ大統領府報道官は先週、同国は拘束力のある措置を期待しており、首脳会議は期限ではないと述べている。

交渉に関与しているトルコ政府当局者は「われわれが求める措置は講じられていない」とし、「NATO首脳会議で結果を出すのは難しいようだ」と語った。

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