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米マスターカード、第2四半期は10%増益 旅行・娯楽の消費堅調

ロイター / 2023年7月28日 9時51分

 米クレジットカード大手マスターカードが27日に発表した第2・四半期(4─6月)決算は、利益の伸びが市場予想を上回った。写真は同社のロゴ。2021年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

[27日 ロイター] - 米クレジットカード大手マスターカードが27日に発表した第2・四半期(4─6月)決算は、利益の伸びが市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続にもかかわらず、旅行や娯楽の消費が堅調で、業績が前期から回復した。

第2・四半期の実質利益は前年同期比10%増の27億ドルで、前年比で1%近い減益だった前期から持ち直した。1株利益も2.89ドルと、リフィニティブIBESがまとめた市場予想の2.82ドルを超えた。

総決済高は12%増の2兆3000億ドル。旅行関連の需要を測る指標となるクロスボーダー決済高は24%急増した。純収入は14%増の63億ドル。

マイケル・ミーバック最高経営責任者(CEO)は「国境を越えた決済高は今期に力強い伸びを示し、パンデミック前の154%の水準に達した」と述べた。

マスターカードと競合する米クレジットカード大手の四半期決算は、ビザの利益の伸びが2年ぶりの低い水準にとどまり、アメリカン・エキスプレスが通期の利益見通しを据え置くなど低調。マスターカードの株価は年初来で16%近く上昇し、ビザとアメックスを上回る堅調ぶりとなっている。

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