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米大統領選、共和党が2回目討論会 トランプ氏欠席に批判も

ロイター / 2023年9月28日 14時33分

2024年米大統領選に向け、共和党候補者による2回目のテレビ討論会が27日に開かれた(2023年 ロイター/David Swanson)

Tim Reid Joseph Ax

[シミバレー(米カリフォルニア州) 27日 ロイター] - 2024年米大統領選に向け、共和党候補者による2回目のテレビ討論会が27日に開かれた。党内支持率トップのトランプ前大統領は前回に続き欠席し、参加者からは批判の声が上がった。中国や移民政策、経済などを巡っても論戦が交わされた。

ただ、トランプ氏優位の構図を変えるような高評価を得た候補者はいないとみられる。これまでのところ、ほとんどの候補者の支持率は1桁台にとどまっている。また、トランプ氏に対する訴訟を巡る発言はほとんどなかった。

フロリダ州のデサンティス知事はトランプ氏が欠席したことや、大統領時代に政府債務を増加させたことを批判した。これまではトランプ氏との直接対決を避けてきたが、支持率が低迷する中、前大統領への批判を強める姿勢を示唆した。

クリスティー前ニュージャージー州知事はトランプ氏が討論会を恐れて欠席したと批判。ペンス前副大統領はトランプ氏が連邦政府への権力集中を目指していることを意識し、自身は州を重視する姿勢を強調した。またヘイリー元国連大使はトランプ氏の対中政策について、安全保障を差し置いて通商問題のみに焦点を当て過ぎたと非難した。

参加した7人の候補者全員がより強硬な移民政策をとると表明し、バイデン政権が中南米からの不法移民流入を防げなかったと非難した。

デサンティス氏はメキシコの麻薬組織に対し米軍を派遣するとし、実業家のビベック・ラマスワミ氏は不法入国者の子どもについて出生地主義に基づく市民権を取り消す考えを示した。

ウクライナ支援継続を巡っては大半の候補者が支持を表明したが、デサンティス氏は「白紙小切手」は切らないと言明。ラマスワミ氏はウクライナを支援すればロシアがますます中国に接近すると警告し、他の候補者からプーチン大統領への譲歩になると批判を浴びた。

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