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中国指導部、武力による威嚇は逆効果と認識=総統選控え台湾外相

ロイター / 2023年9月28日 19時26分

 9月28日、台湾の呉ショウ燮外交部長(外相・写真)は、中国指導部は武力による威嚇で選挙に影響を及ぼす行為が逆効果であることを認識しており、来年1月の台湾総統選を控え、そのようなことはしないだろうと述べた。写真は台北で撮影(2023年 ロイター/Angie Teo)

[台北 28日 ロイター] - 台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は28日、中国指導部は武力による威嚇で選挙に影響を及ぼす行為が逆効果であることを認識しており、来年1月の台湾総統選を控え、そのようなことはしないだろうと述べた。

呉氏は台北で会見し、「中国が強引な方法で選挙に介入すればするほど逆効果になるというのが歴史の教訓だ。中国指導部はその点をよく理解していると思う」と指摘。

「このため(中国が)台湾を脅すような大それたことをしたり、台湾市民が選挙への介入だと認識するようなあからさまなことはしないだろう」と述べた。

また、中国は人民解放軍が米国の介入にどう対応するかを含め、台湾を攻撃するシナリオについて準備を進めていると指摘。日本、オーストラリア、米国なども中国の動向を注視していると述べた。

台湾国防部(国防省)は先週、対岸の中国福建省で行われている訓練を監視していると表明した。通常は中国軍の空と海上での活動についてしかコメントしないという前例に反する格好となった。

中国国防省の呉謙報道官は北京での定例記者会見で、台湾は持っている情報がいかに正確かを示そうとしていると指摘。「それが事実かどうかはともかく様子を見よう」と述べたが、詳細には踏み込まなかった。

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