米GDP、20─22年の第1四半期それぞれ下方改定
ロイター / 2023年9月29日 1時40分
Lucia Mutikani
[ワシントン 28日 ロイター] - 米商務省が28日発表した実質国内総生産(GDP)は、2020年、21年、22年の各第1・四半期がそれぞれ下方改定された。主に個人消費の下振れが要因。
20年第1・四半期のGDPは年率換算で前期比5.3%減に下方改定。前回発表は4.6%減だった。ただ、20年通年では第3・四半期と第4・四半期が好調だったことから2.2%減と、0.6%ポイント上方改定された。
21年第1・四半期は5.2%増と、前回発表の6.3%増から下方改定。個人消費が下方修正された。通年の成長率は5.8%と、前回発表の5.9%から引き下げられた。州・地方政府支出、連邦政府支出、非住宅設備投資が下方修正された。
22年第1・四半期は2.0%減と、前回発表の1.6%減から下方改定。個人消費は1.3%増から横ばいとなった。通年のGDPは0.2%ポイント下がり1.9%増。個人消費、在庫投資、州・地方政府支出、輸出が下方修正、輸入は上方修正された。
年次基準改定には17年経済センサスの結果が織り込まれた。基準年は12年から17年に変更された。経済状況は17年から22年まであまり変わらず、GDPは平均で前年比2.2%増と、前回発表の推定2.1%増から引き上げられた。
この記事に関連するニュース
-
【経済予測】IMFによる〈日本の24暦年実質GDP成長率見通し〉は+0.7%へ。前回発表から下方修正されるも「まだ高すぎ」【解説:エコノミスト宅森昭吉氏】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月24日 7時0分
-
インフレ率は順調に低下するも、世界経済は足踏み、IMF経済見通し(世界)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月23日 1時30分
-
実質GDP「年率2.9%減」…異例の同時発表となった「日銀短観(6月調査)」と「GDP統計(1~3月期GDP改定値)」の要点【解説:エコノミスト宅森昭吉氏】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月2日 7時0分
-
1-3月期実質GDP、前期比年率2.9%減に下方改定 建設統計修正で
ロイター / 2024年7月1日 10時6分
-
GDP、年2.9%減に下方修正 内閣府、1~3月期
共同通信 / 2024年7月1日 9時54分
ランキング
-
1ファミマ、「カラフル靴下」が2000万足突破の衝撃 地味だった衣料品売り場を「主役級」に大改革
東洋経済オンライン / 2024年7月28日 8時0分
-
2カスハラ被害、企業規模が大きいほど増加 最も被害が多い業界は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月28日 8時10分
-
3ヨーカドーの商品7000点が最短30分で届く…ネットスーパー最大の欠点を解消した「鬼速のOniGo」のカラクリ
プレジデントオンライン / 2024年7月28日 8時15分
-
4渋谷「三井住友銀行+スタバ」は異空間だった アプリ会員は無料でソファやテーブルが利用可
東洋経済オンライン / 2024年7月28日 10時0分
-
5「子どもが野菜を食べてくれない」悩みへの回答 科学的に正しい「野菜嫌いをなくす5つの方法」
東洋経済オンライン / 2024年7月27日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)