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米政府閉鎖迫る、議会足並みそろわず 上下院が異なる予算案推進

ロイター / 2023年9月29日 7時30分

 9月28日、米連邦議会では上下両院の足並みがそろわず、新会計年度が始まる10月1日に政府資金が不足して数十万人の連邦政府職員が一時帰休となり、経済指標発表や食糧給付などあらゆるサービスが停止する可能性が高まった。25日、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

David Morgan Moira Warburton

[ワシントン 28日 ロイター] - 米議会で民主党が主導する上院は28日、過去10年間で4回目となる政府機関の一部閉鎖を回避するため、超党派のつなぎ予算案を前進させた。一方、野党共和党が多数派の下院は、党派的な歳出法案の採決を実施する構えだ。

上下両院の足並みがそろわず、新会計年度が始まる10月1日に政府資金が不足して数十万人の連邦政府職員が一時帰休となり、経済指標発表や食糧給付などあらゆるサービスが停止する可能性が高まった。

上院は連邦政府支出を11月17日まで延長するつなぎ予算案の審議開始を76対22で可決した。国内の災害対応とウクライナ支援向けにそれぞれ約60億ドルを充てる内容。

共和党はすでに上院案を拒否している。

下院は夜に4本の党派的歳出法案を採決する計画だが、民主党の強い反対を押し切って成立させたとしても、それだけでは政府機関の閉鎖を回避することはできない。

マッカーシー下院議長は28日、上院民主党がつなぎ予算案で国境問題に対処することに同意すれば、閉鎖は回避できるとの考えを示した。

一方、上院民主党トップのシューマー院内総務は「議会が閉鎖を回避するには超党派という選択肢しかない」と述べた。

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